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施工事例

浜名区で玄関から廊下の床のフローリング増し張り工事を行いました

浜松市浜名区で廊下の床の一部がぶかぶかしているということでご相談をいただいたお客様です。
築40年ほどのセキスイハウスのお住まいでご自身でDIY補修なども行っておられたようですが、やはり経年ということもあり状況は悪くなるばかりということで今回玄関から廊下にかけてのフローリングの増し張り工事をご用命いただきました。

工期 3日
新設床材 パナソニック マイスターズウッド(メープルクリア)
施工費用 約20万円

施工前(現地調査時)の様子

現地調査では、具体的な工事内容を検討するにあたり「劣化状況・傷み具合」と「施工面積の確認」を行います。

現地調査で施工範囲の確認
スケールを用いて床リフォーム箇所のサイズ計測

スケールは現地調査時の必須アイテムです。今回のリフォームのご希望場所は廊下からお部屋につながる廊下ということで、長さを計測し、施工面積を図っていきます。
こうしたことを細かく行うことで、正確なお見積りを出すことができるんです!

現地調査内容のメモ

玄関から廊下にかけての形状やサイズなどをしっかりメモしていきます。
見積りのためというのはもちろんですが、施工をする職人などにも情報を共有するため正確に記載していかなくてはいけません。現地調査ではお客様のご希望やお悩みをお伺いするのと同じくらい大切な作業となります。

色褪せした玄関フローリング
ぶかぶかした廊下のフローリング

併せて劣化状況や傷みを確認していきます。
今回のお客様は、劣化部分をご自身でDIY補修されたということで非常に細かく状況を把握されており、工事内容についてもあらかじめフローリングの増し張りをご希望されていました。
そこで増し張りが可能かどうかを目で見て、触れてみて確認させていただきました。

そもそも「ぶかぶか」の原因がフローリングの劣化からくるものでしたので問題なく増し張りを実施できる状態でしたので、増し張りにて施工させていただくことになりました。

下地の補強から着工します

今回は「ぶかぶかしている床を直したい」というのがお客様の一番のご要望でした。
それを解決するためにフローリングの増し張りという工事を行うのですが、ただ単に上から新しいフローリングを乗せれば良いかというとそうではありません。
既存の床(ぶかぶかしている劣化した床)が新しい床の下地となるので、まずは下地に問題が残らないようきちんと下地の補修・補強を行うことから始まります。

フローリングの下地補修

ぶかぶかしている劣化箇所のフローリングを剥がしてみると、お客様自身で補修をした形跡がありました。根太の間に板を挟んで、ぶかぶかを抑えていたような感じですね。

根太の補強
根太の補強完了

根太の間に角材を入れて根太の補強を行います。

増し張りという工事は、既存の床の上から新しい床を敷設していくので下地を補強しなくても見た目は綺麗になりますし、傷みの程度によってはわざわざ下地を補強しなくても・・・と考えられる業者もいらっしゃいます。
ただそれでは増し張りするにあたって下地の条件が場所場所で変わってきてしまうので、きちんと下地補強をする必要があると床ぷろでは考えております。

床の高さ調整
ぶかぶかしている床の補強完了

根太の補強が完了したら、開口部分と周辺の床の高さを合せる必要があるため、12mmのフローリングと薄ベニヤで調整していきます。
これで根太の補強で床組みが強くなったうえ、ぶかぶかしている床が直りました。
これと並行しながら、既存の床にビスを打ち込み、増し締めしていきます。

既存床をビスで増し締め

増し締めとは、30mmほどのビスを根太に向かって打ち込む工程なのですが、増し締めで改めて床板を根太に固定することで床のたわみや床鳴りなどを抑えることができるんです!
これも下地補強として重要な工程なのです。

既存の床をビスで増し打ち
ビスによる増し締め完了

根太に150mmほどの間隔をあけながら一本一本、職人がビスを打っていきます。
完工後は決して目にすることのない作業内容なのですが、一本一本のビスがお客様の生活の快適性を支えてくれているので職人も心を込めて作業をさせていただいております!

下地補強が完了したら、いよいよ新しい床を敷設していく工程に張っていきます!

フローリングの増し張り~完工

フローリングの増し張り
フローリング重ね張り

框も新しくして、フローリングを新設していきます。
既存の床はブラウン系でしたが、新しい床はナチュラル系の明るい床材です。玄関が明るくなりますね!複合フローリングは凹凸(サネと言います)をはめ込むような形で固定していくだけではなく、さらに既存の床に専用の接着剤と釘で固定していきます。

シーリング充填前の養生
マスキングテープによる養生

施工範囲全体にフローリングの増し張りが完了したら、壁との取り合い部分をマスキングテープで養生していきます。この後、取り合い部分にシーリングを充填していくのですが、新設した床か壁にシーリングがついてしまわないよう養生が必要になるというわけですね。
美しく仕上げるための重要な作業なので、ここも職人が丁寧にマスキングテープを貼り付けていきます。

フローリングの増し張り仕上げ作業
壁との取り合い部分にシーリング充填

養生が完了したら、シーリングを充填していきます。
端末部分の処理をすることで見た目が綺麗になるということと、隙間へのほこりや水分の浸入を防いでくれるわけですね。シーリング自体は乾燥するまでに1日程度かかるため、むやみに力を加えるといったことがないよう生活をする上でご注意いただく必要があります。

フローリング増し張り完工
ナチュラル系のフローリング敷設
玄関ホール増し張り完工
リフォーム框完工

こちらで完工です!
床材の色が変わることで、だいぶ雰囲気が変わりましたね!もちろん「ぶかぶか」という問題も解消し、お客様にも快適にお過ごしいただける空間になりました。

セキスイのお家というと、リフォームはどうしてもセキスイに頼まないといけないのでは?と思われている方もいらっしゃるのですが、そんなことはないんです。
是非床ぷろにお気軽にご相談いただきたいと思います。

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