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施工事例

袋井市で洗面脱衣所に床下点検口の新規設置工事

袋井市にて床下の工事に伴う床下点検口の新規設置を行いました。
工事のきっかけとしては床下に配置されている配管の工事を行うために、人の出入りが可能な床下点検口が必要になったということで当社にご依頼をいただきました。

工期 1日
新設床下点検口 パナソニック CGLW60D
施工費用 約5万円

まずは状況確認のため現地調査を実施

床下点検口新設のための現場調査

今回は洗面脱衣所に床下点検口の新設をご依頼いただいたのですが、まず把握しなくてはいけないことが3点あります。
①当然、目的ですね。
②目的に応じてサイズはどの程度必要なのか?
③開口する場所の選定
です。
今回の目的としては、床下の配管に問題があるということで、修理業者より床下に潜っての作業となるため床下点検口を設けて欲しいということで依頼があったそうです。
となると、人の出入りが必要になるため、人の出入りが問題ないサイズの床下点検口を設置する必要が出てきます。

そして、ではそれをどこに設置するのか?ということですが、目的を考えたときに配管工事がしやすくなるような位置に設置すること、またお客様の生活を考えた際にできる限り不便を感じない位置にすること、そして建物のことを考え大引きのない場所を開口することが条件となります。

配管の位置としては洗濯機の下、少し奥辺りだったのでそれに近い位置が理想ですが、そこに近づけると大引きが床下に配置されており、それを切ってしまうと床の耐久性に問題が出てきます。
そう考えたときに少し話して、浴室の出入り口近辺が理想的な場所だったのですが、ただ浴室の出入り口すぐだと、それはそれで浴室を使うお客様にとって気を使わせてしまうことになります。

なので出入口から少し話した位置、ということでまずは現地調査で当たりをつけてお見積書を作成させていただく運びとなりました。

市販の床下点検口

ちなみにサイズですが、一般的に450mm×450mmもしくは600mm×600mmのサイズとなります。
既製品だとこの2サイズが展開されていますが、人が出入りするとなると600mm×600mmが理想です。ホームセンターでちょっと撮影させていただいたのですが、このような商品があるので当社のほうで取り寄せお客様にご提案をさせていただく形となります。

床下点検口の新規設置工事着工、まずは床の開口から!

床下点検口新設工事着工

床下点検口を設置するにあたり、まず最初にやることは開口場所の決定です。
ここについてはお客様に最終的にご判断いただきます。当社にて600mmサイズの木枠を作ってきましたので、お客様と開口場所を最終的に詰めていきます。

床下点検口があることで、足で踏んだ時に若干の違和感を感じることもありますし、やはり穴をあけた場所を毎日人が踏み続けるというのも耐久的に不安でもあります。
そうしたことを踏まえ浴室の出入り口から、少しずらして出入りに極力影響を受けにくい場所を選定しました。

床下点検口新設に伴う養生

電動の丸ノコで床をカットしていく前に、まずは養生です。
木くずが飛び散りますので、周囲を綺麗に保つためにビニールで養生をします。一見工事の品質に関係ないと思われがちですが、工事現場を綺麗に保つことも当然重要です。
どんな工事の時でもそうですが、この辺りも床ぷろは徹底して行うようにしています。

丸ノコによる床の開口

職人が丸ノコ(丸ノコではカットしにくい部分は手のこぎりでカットします)をもって床を開口していきます。サイズに合わせてカットできるようラインを引き、丁寧に開口作業を行います。

開口後の床

こちらが開口した床です。
角材の切断面が見えますが、こちらは根太(ねだ)と言います。基礎に向かって縦に伸びる角材は束(つか)ですね。ここからは見えないのですが、根太を支える90mm角の大引きという部材があるのですが、ここを切ってしまうと床の耐久性に影響を与えてしまうため、ここを避けて開口しています。

床下点検口の枠設置
床下点検口の枠設置

床のカットが完了したら、床下点検口の枠の取り付けです。

床下点検口の枠設置完了

枠の取り付けが完了しました。
ここまでくると床下点検口っぽくなってきましたよね。先ほどの写真では、開口部に職人が入って作業していましたが600mm角であれば、人ひとりの出入りが容易です。
今回の目的である配管の工事もきちんと果たしていただけそうです!

床下点検口新設工事完工

最終工程としては、カットした床材を使って蓋を作って完工です。
今回は床下点検口でしたが、もちろん床下収納庫にすることも可能です!

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