フローリング張り替えが6畳15万円~【床材選びのポイントや費用を紹介】
フローリングの張り替えリフォームをご検討中の方へ。
こちらのページではフローリングの張り替えに関する工事の流れや価格、施工期間、おすすめの床材など、知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
床材を選ぶ際の注意点なども含めて、役立つ情報をお届けしますので理想のお部屋づくりのために是非最後までご覧ください。
目次
フローリングの張り替えとはどんな工事?
今現在のフローリングやカーペット、畳などの床材を完全に撤去し、新しいフローリング材に交換する工事です。
例えば床が著しく損傷している場合や、床下の状態を確認・補修したい場合に適した工事で、張り替え時に床下の調査と必要な修繕ができるためお住まいの構造的な問題まで解決でき、長期的な視点でお住まいの耐久性を高める工事と言えます。
フローリングの張り替えはこんな方にお勧め
床の汚れや傷が気になっている方
床が古くなり、色あせや傷、汚れが目立つようになると、全体の印象が悪くなりますよね。
新しいフローリングに張り替えることで部屋を明るく、美しくすることができます。
小さなお子様やペットたちに配慮したいとお考えの方
家族構成の変化に伴って床材の変更が必要になることがあります。
例えばお子様、お孫様がお生まれになった、ペットを飼うことになった場合、防音性や耐久性があり、メンテナンスが容易な床材に張り替えることでより健康的で快適な生活が送れるようになります。
アレルギー対策をお考えの方・健康に配慮した生活を送りたい方
古いカーペットや劣化したフローリングは、ダニやホコリ、カビの温床となることがあります。
アレルギー症状を改善する、またお住まいの衛生面を改善するために、新しいフローリングへの張り替えを検討する方が実は少なくありません。
生活の快適性を向上させたい
例えば断熱性に優れた床材、防音性に優れた床材、床暖房対応のフローリング、抗菌性や抗アレルギー性の床材など様々な機能性を持った床材を各メーカーが取り揃えています。
そうした床材へリフォームをすることで住む人の快適性が向上します。
お部屋の雰囲気を変えたいとお考えの方
長年住んだお住まいのインテリアを刷新したい方にもフローリングの張り替えはお勧めです。
淡い色調のメープルやチェリー、濃い木目調のチークやウォールナットなど様々な色調・柄の中からお気に入りのフローリングにリフォームすることができます。
不具合の修理をしたいとお考えの方
フローリングの浮きや軋みがひどい、ひび割れがしている、床がぶかぶかしているなどの不具合が発生した場合、それらを改善するために床の張り替えは最も有効な手段といえます。
床の不具合に対する根本的な問題解消ができるというのは増し張りにはない大きなメリットです。
資産価値を向上したいとお考えの方
住宅の売却を考える際、きれいで新しいフローリングは、物件の価値を高め、買い手の印象を良くします。
また古い床材は修理等に費用がかかることがあり、長期的なメンテナンスコストを考えた際にフローリングの張り替えはリセールバリューを高める上でも有効です。
床材を選ぶ際のポイントや注意点について
フローリングを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
床ぷろではご提案時にも同様のアドバイスをさせていただいておりますが、リフォームに当たって何を重要視するか?改めて再確認する意味でも以下を是非ご覧ください。
耐久性やメンテナンスを考慮する
リビングやキッチンのように使用頻度が高い場所には、耐摩耗性の高い床材が必要です。逆に、使用頻度が低い部屋には、見た目を重視した選択が可能です。
また掃除やメンテナンスが簡単な素材を選ぶことで、日々の手入れが楽になります。防汚加工が施された床材は、特にメンテナンスが容易です。
予算や費用対効果を考慮する
高級な床材は美観や耐久性には優れていますが、コストも高くなります。予算内で最も効果的な選択をするために何を優先するかを明確にしておきましょう。
初期コストだけでなく、長期的な耐久性やメンテナンスコストも考慮して選ぶと、総合的にコストパフォーマンスが良くなります。
デザインや色を考慮する
明るい色のフローリングは、部屋を広く見せる効果があります。一方、暗い色のフローリングは、落ち着いた雰囲気を演出します。また部屋全体のバランスを考えると既存の家具やインテリアと調和する色やデザインを選ぶことが重要となります。
ライフスタイルを考慮する
例えばペットやお子様がいるご家庭では耐久性が高く、傷や汚れに強い床材が向いていたり、高齢者がいるご家庭には柔らかく、クッション性のある床材が安全のために向いていたり、室内で体を動かすようなことがあれば防音性の高い床材が向いていたりと住む人やライフスタイルに配慮した床材選びも大切です。
耐久性やメンテナンスを考慮する
リビングやキッチンのように使用頻度が高い場所には、耐摩耗性の高い床材が必要です。逆に、使用頻度が低い部屋には、見た目を重視した選択が可能です。
また掃除やメンテナンスが簡単な素材を選ぶことで、日々の手入れが楽になります。防汚加工が施された床材は、特にメンテナンスが容易です。
床ぷろではお客様のご希望を伺った上で、プロとして目的に合わせた最適な床材をご提案させていただいております。是非わがままにいろいろなご希望をお聞かせくださいね。
どんな床材があるのか?
フローリングを新しくするにあたってどんな床材があるのかわからないという方も少なくありません。基本的には「無垢フローリング」と「複合フローリング」のどちらかからお選びいただく形となるのですが、床材メーカーが取り揃えている床材などは一般的には複合フローリングとなります。
ここではそれぞれの特徴について見ていきましょう。
無垢フローリング
無垢フローリングは、木材を一枚板として使用する床材で、何と言っても天然木の風合いや質感が魅力の床材です。
特徴 | 天然の木材をそのまま使用するため、木目の美しさや自然の温もりが感じられます。経年変化により、味わい深い色合いに変わっていくのも魅力です。 |
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耐久性 | 長期間使用でき、メンテナンスをしっかり行えば数十年持ちます。表面が傷ついても研磨して再生できるため、長期的な価値があります。 |
デメリット | 湿度の変化に敏感で、収縮や膨張が起こることがあります。また、価格が高めで、施工にも手間がかかります。 |
代表的な無垢材の種類 | オーク: 硬くて耐久性があり、人気の高い材です。 ウォルナット: 深みのある色合いが特徴で、高級感があります。 メープル: 明るく均一な木目で、現代的なインテリアに適しています。 |
複合フローリング
複合フローリングは、無垢材の表面層と合板や集成材の下層からなる構造の床材で、無垢材と合板の利点を兼ね備えています。床ぷろではお客様のご希望に沿った床材をご用意させていただくことが可能ですが、機能性や耐久性、また費用のバランス等を考慮し、多くのお客様に複合フローリングをお選びいただいております。
特徴 | 天然木の表面層があるため、無垢材のような見た目を保ちながら、構造的に安定しており、湿度変化に対して耐性があります。 |
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耐久性 | 下層が合板や集成材で作られているため、無垢材に比べて変形が少なく、床暖房にも対応しやすいです。また防汚性、抗菌性などに優れた床材も多くメンテナンスが非常に楽なのも大きなメリットです。 |
デメリット | 表面層の厚みが限られているため、無垢材に比べて研磨回数が制限され、長期使用においては耐久性が劣りますが、コストは無垢フローリングと比較するとコストは圧倒的に安価となります。 |
各メーカーの床材(複合フローリング)は以下でご覧いただけます
パナソニック床材カタログ(パナソニックのサイトの開きます)>>
ミラタップ(旧サンワカンパニー)床材カタログ(ミラタップのサイトの開きます)>>
フローリングの張り替え工事の流れ
工期としてはお部屋の広さにもよりますが通常、3日~6日程度いただく形となります。
また床下の状態によって必要な補修も変ってくるため、必要に応じて若干の工期の延長があります。以下に張り替え工事の流れを解説していきます。
1.事前の準備
リフォームするお部屋の家具・家電、その他荷物を移動します。
基本的にはお客様にてお願いしておりますが、例えばピアノや本棚など人手が必要な重量物に関しては事前にご相談をいただければ床ぷろにてお手伝いいたしますのでご遠慮なくご相談ください。また工事に際して、必要な場所に養生を行っていきます。
2.既存フローリングの撤去
既存のフローリングやカーペット、畳を取り外します。
この段階で床下の状態をチェックします。既存の床材を撤去したことで初めてわかるお住まいの痛みや劣化もございます。お客様にも現状をお伝えし、別途必要な補修がある場合にはご提案させていただく形となります。
3.下地の調整
損傷や不具合がある場合、補修作業を行います。
これは、長期的な耐久性を確保するために重要なステップです。また必要に応じて、床下に防音材や断熱材を敷き詰め、住環境を向上させます。
4.新しいフローリングの施工
新しいフローリングを敷設していきます。専門の職人が丁寧に作業をさせていただきます。
さらに仕上げとして隙間の調整や、縁部分の処理など、細部の仕上げを行い、美しい仕上がりにします。
施工が完工するまではお部屋は使えませんので予めご了承ください。
5.最終チェックと清掃
工事が完了したら、清掃を行い、仕上がりや床の状態をお客様にもチェックしていただきます。問題がないことをご確認いただいたら家具を元の位置に戻し、終了となります。
お住まいがマンションの場合の注意点
マンションなどの集合住宅にお住まいの場合、管理規約や管理組合側への確認を怠らないようにしましょう。
マンションによっては使用するフローリングの遮音等級が定められていたり、リフォームに当たって工法が指定されていたりといったケースもあります。床ぷろでも規約に沿った床材や工法のご提案をさせていただきますので無料点検時にお知らください。
またリフォームの申請等、管理組合側への必要な書類の提出が求められるケースが大半です。原則的には当社で書類や資料の準備を行いますのでご遠慮なくお申し付けください。
フローリングの張り替えにかかる費用のご案内
床ぷろではフローリングの張り替えに関して「材料費(床材の費用」と「工事費用(既存の床材撤去、下地調整、床材の新設)」をいただく形となります。
以下に検討に際してご参考にしていただけるように費用をまとめておりますのでご確認ください。
材料費+工事費 | 1.5万円~2.5万円/㎡ | お選びいただく床材によって変わります |
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床下の補修 | 3,000円~6,000円/㎡ | 状態に応じてご提案いたします |
防音・断熱材の設置 | 2,000円~5,000円/㎡ | 快適な住環境のためにご希望に応じて |
※価格はいずれも税込みとなります。
原則、お部屋の掃除やお荷物の移動はお客様にてお願いしております。当社にて対応する場合は別途費用をいただく場合もございます。
フローリングの張り替えは床のリフォームの中でも規模の大きな工事の一つです。
その分工期も長く、費用も増し張りと比較すると高価ですが必要に応じて床下の補修を行うことができたりと、既存床材が耐用年数を超えた築年数が古いお住まいの床リフォームにとっては今後のことを見据えても最適なリフォーム方法だと言えます。
床ぷろでは張り替えが最適なのか、増し張りが最適なのか、お住まいの状況やお客様のご希望に合わせた最適なご提案をさせていただいております。床の張り替えをお考えの方はまずはお気軽に無料点検にお申込みください。