クッションフロアの張り替えが6畳40,000円~【最短半日で完工】
クッションフロアはリビングや子供部屋はもちろん、お手入れが簡単で水にも強いことからキッチンや洗面所など水回りにも使われることが多い床材です。
既存の床の傷みや汚れが目立ってきた、安価にお部屋の雰囲気を一新したいなどでクッションフロアの張替えを検討中の方向けに張替え方法やクッションフロアの選び方、費用などについて詳しくご紹介します。
目次
クッションフロアってどんな床材?
クッションフロア(CFとも言います)は、ポリ塩化ビニール(PVC)製の柔らかい床材で、住居用としてはもちろん商業施設などさまざまな場所で使用されています。
特に水や汚れに強く、またクッション性があるため足腰にも優しい床材です。
デザインも豊富で、木目調や石目調など、リアルな質感を再現したものから、カラフルなパターンまで多岐にわたります。比較的安価で施工も簡単なため、リフォームでも多くの方に選ばれている床材です。
クッションフロアにはどんな種類のものがある?
実に様々なメーカーが取り揃えており、バリエーションも豊富で様々なデザインのものがあります。
また色合いについても明るいものからダークなものまでお部屋の雰囲気や好みに合わせて、何百種類もの中からお選びいただくことができます。
以下はデザインの一例です。
厚みについても住宅用としては1.8mmのものが一般的ですが、衝撃に強い3.5mmのクッションフロア、さらに遮音性の高い4.5mmのクッションフロアなど種類も大変豊富です。
(ちなみに厚みがあるほど価格は高くなります)
またペットたちの気になる臭いに強い消臭機能付きのクッションフロア、玄関や土間など土足OKの耐久性の高いクッションフロアなど様々なクッションフロアを各メーカーが取り揃えていますので選ぶだけでも、お部屋がどんなふうに変るんだろうとワクワクするのではないでしょうか。
以下にクッションフロアを取り扱うメーカーをご紹介いたします。各メーカーサイトにてカタログなども閲覧できますので是非ご覧ください。
また床ぷろでもクッションフロア選びにお困りの方向けに電子カタログなどもお渡しできますのでご遠慮なくお申し付けください。
クッションフロアってどんな場所に向いた床材?
もちろんお住まいのどこでも施工できる床材ですが、撥水性、耐汚性、また掃除のしやすさから以下のような場所に特に向いた床材と言えます。
キッチン
水撥ねや油汚れが特に気になるキッチン。クッションフロアは汚れが付きにくく、掃除が簡単なので水撥ねや料理中の油の飛び跳ねや調味料などの飛び散りがあっても安心です。
また長時間立っていることが多いキッチンでは、クッション性が足腰への負担を軽減してくれます。
洗面所
浴室に近く湿気がこもりがちな洗面所。普段の洗顔や歯磨きの時にも汚れや水滴が飛び散り汚れの原因にもなります。また洗剤や化粧品の飛び散りなども汚れの原因となります。
こうした場所だからこそ撥水性があり、掃除のしやすいクッションフロアは衛生面を維持するために適した床材と言えますね。
トイレ
お住まいの中でも汚れや臭いが気になる場所がトイレですよね。衛生面を維持する上でもクッションフロアが向いている場所だと言えます。
またフローリングの張り替えだとリフォーム時に便器を一度外さなくてはならないなどの手間が掛かりますが、クッションフロアの張替えはその必要が一切ありません。
玄関
土や砂、雨水などが入ってきやすい玄関でも防水性が高く、掃除のしやすいクッションフロアは向いています。
また玄関用には厚みのあるクッションフロアを用いることでさらに耐久性を高めることができます。
子供部屋
万が一の場合に少しでも怪我を防止するという意味でも柔らかい素材のクッションフロアはフローリングと比べても安全性が高いと言えます。
またお菓子や飲み物をこぼしてしまったような場合でも掃除がしやすい点で子供部屋向きの床材と言えます。
ペットのご飯やトイレがある場所
ペットたちの出入りが多く、汚れが発生してしまいそうな場所にもクッションフロアは向いています。
掃除がしやすいという点も、万が一の粗相によるストレスに悩まされなくても済みそうですね。
クッションフロアのメリット・デメリット
様々な場所に施工ができて、さらに撥水性や掃除のしやすさなどメリットも多いクッションフロアですが、やはりデメリットも存在します。床選びで後悔しないようクッションフロアのメリット、デメリット、また生活する際の注意点まで見ていきましょう。
メリット | ・撥水性に優れているため、キッチンや洗面所などの水回りに強い ・汚れが付きにくく、掃除が簡単 ・柔らかい床材なので足腰への負担が軽減され、長時間の立ち仕事やお子様がいる家庭に向いている ・他の床材に比べて施工が簡単なためリフォーム費用としては安価で済む |
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デメリット | ・凹みに弱く、場合によっては凹みが戻らない場合もある ・紫外線に弱いため、日焼けによって色あせや変色が生じやすい ・フローリングやフロアタイルと比較すると耐久性は低い ・リアルな見た目を再現しているが、触感は本物の木や石とはまったく異なる |
日常のお手入れが非常に簡単なのがクッションフロアの大きな特徴です。
普段の掃除としては掃除機がけ、掃除用のウェットシートなどで水ぶきする程度で十分です。汚れが目立つ場合には中性洗剤を使って拭き掃除をしてあげましょう。
デメリットにもありますが柔らかい床材であるがゆえに凹み、傷に弱いため家具を移動する際はずらないようにする、きちんと持ち上げて運ぶなどの配慮が必要です。
重量のある家具を長期間置いたことでできた凹みは元に戻らないケースがあることも覚えておいていただきたいと思います。
また紫外線にも弱いため、直射日光が当たる場所ではカーテンやブラインドを使用して、日焼けを防いであげてください。
クッションフロアの張り替えはDIYでできる?
床ぷろには「クッションフロアはDIYで張り替えられますか?」といったご質問を稀にいただくことがあります。
クッションフロア自体が安いものだと1平米1,000円~1,500円程度(6畳分だと10,000円~15,000円)程度で購入できてしまいます。
さらにご自身でとなると工事費用が掛からないわけですからDIYで、と考える方がいらっしゃるのかもしれません。
確かにインターネットで情報を検索してみても「DIYでできるクッションフロア張替え」といったページもあるにはあるのですが、正直あまりお勧めはできません。
と言いますのも、やはり専門的な技術と知識が必要になる工事だからです。
例えば正しい下地処理、適切な接着剤の選定、専用工具の準備、均一な張り付けといったように各工程に専門的な知識や精密な技術が求められるからです。
不適切な施工が原因でせっかく張ったクッションフロアが数日で剝がれてきてしまった、しわができてしまったということにもなりかねません。
また専用の工具を購入しなくてはいけない、施工に時間ばかりかかってしまった、施工ミスで再施工が必要になった、結局最終的には業者に依頼した、みたいなことがあることを考えるとコストパフォーマンス的に考えても最初から専門業者にご依頼いただいた方が仕上がりも美しく、価格も安く抑えらるのではないかと思います。
もちろん失敗するかも?なんていう不安もストレスもありませんね。
クッションフロア張替えの流れ
1日~2日で工事が完了するクッションフロアの張り替え。
フローリングの張り替えや重ね張りと比較しても短期間で完工するためご家族のストレスも軽減されますね。
基本的にクッションフロアの張り替えは、
・既存の床がクッションフロア・カーペット・畳の場合→既存の床を撤去
・既存の床がフローリングの場合→既存の床の上に重ね張り
となります。では工事の流れについても見ていきましょう。
1.下地の確認と調整
クッションフロアを貼り付けるために下地となる既存のフローリングを掃除し、ゴミやほこりがないよう綺麗にします。またクッションフロアを貼り付ける上で下地が乾燥していることが重要となります。
既存の床を撤去する必要がある場合は、撤去し、下地の調整を行います。(汚れなどの撤去、凸凹がある場合は必要に応じてパテを使用して平滑に整えます。)
既存の床を撤去したことにより床の高さの調整が必要な場合はかさ上げ工事をするなどして高さを調整します。
2.クッションフロアの採寸とカット
クッションフロアをカットするため、壁際や部屋の形状に注意しながら施工箇所の採寸を行います。測定した寸法に基づき、クッションフロアをカットします。この時、採寸したサイズよりも大き目にカットします。
3.接着剤の塗布
クッションフロアを貼り付ける下地部分に均一に接着剤を塗布していきます。
専用のヘラなどを用いて塗り斑がないよう、均一に薄く広げることが重要となります。
塗布後は、オープンタイム(接着剤が接着可能になるまでの時間)と呼ばれる待ち時間を設けます。
4.貼り付け
オープンタイムが経過したら、(接着剤の)貼り付け可能時間内にクッションフロアを慎重に貼り付けていきます。
クッションフロアがずれないよう中心から外に向かって作業を進めていきます。
クッションフロアが貼り付け位置に収まったら、ローラーなどを用いて空気を押し出しながら圧着していきます。
5.仕上げ作業
壁際にはみ出した余分なクッションフロアをカッターで正確にカットし、壁際、コーナーなどを仕上げていきます。もちろん壁やクロスを傷つけないよう専門の職人が丁寧に作業を行います。
また複数枚のクッションフロアを使用している場合は継ぎ目部分に関して、水分の浸入リスクを抑えるため目地処理を行います。最後に全体をチェックし浮きや気泡がないか確認し、必要に応じて圧着や補修を行い完工です。
※ご注意点※
クッションフロアのずれ等を防ぐために、接着剤が完全に乾燥するまでの間(通常1日程度)は歩行や家具の配置を避けていただいております。
また家具を元に戻す際は慎重に、クッションフロアを傷つけないよう元の場所にお戻しいただきます。
クッションフロア張り替えの費用についてご案内
床ぷろではクッションフロアの張り替え費用に関して、「材料費(床材費)」及び「工事費用」をいただいております。
詳細なお見積りは無料点検後、1週間程度でお出ししておりますが、平米あたり材料費・工事費込みで4,000円~12,000円程度(税込み)となります。
お選びいただくクッションフロア、床の形状等によって平米単価に幅がありますことをご了承ください。
無料点検からお見積りご提出まで少々お待ちください。
また既存の床を撤去する場合、撤去後、下地の状態によっては張替え前に修繕や調整が必要なケースがございます。こちらは状況に応じて別途必要なご提案をさせていただいております。
クッションフロアの張り替えなら床ぷろにお任せ下さい
床ぷろではお好みのクッションフロアのご提案から、専門の職人による丁寧な施工まで専門店ならではの安心の工事をご提供させていただいております。
まずはお住まいの現状やご希望のヒアリングといった無料点検を実施させていただいておりますのでクッションフロアの張り替えをご検討中の方はお気軽に床ぷろの無料点検にお申込みください。