既存床にフローリングを増し張り|フローリングの敷設方法も解説|浜名区
浜松市浜名区で行った既存フローリングの上に新しいフローリングを敷設する増し張りリフォームですが、お部屋の養生が終わり、ビスの増し打ちが終わったらお部屋の入口側のスペースからフローリングを敷設していっています。


お部屋の半分の敷設が完了しました。
実際、フローリングはどのように敷設していくのか?そのあたりについて少しご説明させていただこうと思います。基本的にフローリングにはサネと呼ばれる凹凸があり、それをお互いはめ込むようにして固定していくのですが、それで既存の床にくっつくわけではないので、接着剤やら専用の釘などで固定していくのですが、まず最初にご紹介するのは、、、

接着剤です。
接着剤といっても市販の木工用ボンドでは強度がないため、木質床材専用のボンドを使っていきます。
F☆☆☆☆(エフフォースター)規格のものですので、人体に悪影響を及ぼすような成分は入っていませんし、最上級の安全が保証されたボンドです。
ちなみにフローリング用のボンドと言えば「コニシの床職人でしょ!」と言えるくらい、どの職人さんも使っている超有名商品なんです!
施工方法としては既存の床にボンドを広げ、そこにフローリングを上から敷設していきます。

ちなみに上の写真は、職人が既存の床に鉛筆で線を引いている風景なんですが、これフローリングを仮置きして接着剤を塗布できる範囲を明確にするために線を引いているんですよね。
なぜこれが必要かというと、不必要なところにまで接着材を塗ってしまうことで道具や洋服など不必要なものに接着剤が付着してしまうことを防ぐためなんです。
道具に接着剤がついてしまうと施工に影響が出てしまう可能性がありますから、こうした細かい作業も100%の工事品質でご提供するためには重要だということなんですね!
そしてフローリングの敷設に使う道具として、次にご紹介するのは、、、


ピンネイルですね。
まず最初は接着剤で固定していくのですが、当然それだけでは不十分なのでお部屋の隅部分はこのピンネイルという専用の釘で固定していく形となります。
手のひらにピンネイルの釘を乗せてみたのですが、見えますかね(汗)
1mmもないような太さですので、見えにくいかもしれません。見え方によっては単なる「金属の小さな棒」に見えなくもないのですが、それが良い点でもあって、細いうえに通常の釘のように頭がないため床に打ち込んでも見えないんですよね。
太い釘を打ち込んでもいいのですが、さすがに見た目に悪いのでお部屋の隅はこうしたピンネイルを打ち込んで見た目に影響を及ぼさないように固定していく形となります。
そして最後にご紹介するのは、、、


フロアステープルです!
分かりやすく言えばフローリング専用のホチキスですね。当然針も通常のホチキスの針よりも太くて大きいんです。これをフローリングのサネ部分に打ち込み固定していきます。
実はこのように、単に接着剤でペタっとするだけではなく、専用の工具等などを使って場所場所をきちんと固定することで、初めて床として安定するということですね。

半分の施工が終わったら、もう半分の施工となりますがその前に掃除機で施工中にでた、木くずなどを掃除していきます。木くずの上から新しい床を敷設してしまう・・・そんなことにならないようきちんと綺麗にして次の工程に移っていきます!
いかがでしたか?
本日は施工の紹介と併せて、フローリングの敷設方法についてもお話しさせていただきました。
床ぷろでは、工事の品質に関して不安があるという方にもご安心いただけるよう、こうした施工途中の風景や施工方法なども積極的にご紹介させていただいております。
浜松市で安心して床リフォームをお任せしたい!という方はどうぞお気軽に床ぷろまでご相談くださいね。


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