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床がやわらかい…床が抜ける?原因と補修方法解説

床がやわらかい・・・
なんだか気持ちの悪い現象ですよね。その場所を歩くたびに足裏にやわらかい感覚や床が沈む感覚を覚えるって、なんだか不安になるかと思います。人によっては「ぶかぶかする」「ふわふわする」といった表現でご相談くださる方もいらっしゃいますが床の劣化状況としては同様だと思います。

今回は床がやわらかくなる原因や補修方法について解説していきたいと思います。

床がやわらかくなる原因とは?

ベコベコした床の上を歩く人

歩くとフワッと沈む、きしむ——そんな「床がやわらかい」症状を引き起こす原因にはいくつか考えられますが、経年劣化で起こりやすい原因としては「フローリングや合板の層間剥離」でしょう。

複合フローリングや下地合板はいくつかの素材を圧着して構成されているのですが、経年によって接着が甘くなり剥がれてしまうことで、その場所を踏むたびに「やわらかい」という感触を覚えることになります。もちろん経年だけが理由ではなく、床下からの湿気や水漏れなどが原因でそのような劣化を引き起こすことも考えられますが、そうしたことに心当たりがなければ大半のケースで経年による層間剥離であることが考えられます。

また別の原因としては古いお住まいの場合、床を支える束(構造材)と地面の間に空間を作ってしまい、体重がかかるたびに束が沈むことで「やわらかい」という感触を覚えることもあります。
もちろん何が原因かは現地調査でその場所を見ればわかるのですが、そうしたことが原因のケースもあるということですね。

キッチンの配管設備

キッチンや洗面所などの配管から漏水してしまっている、木材腐朽菌による被害といったこともゼロではないかと思いますが、そういったケースのほうが稀ではあります。
そのように言って脅かすような業者もありますが、もう一度言いますがそのようなケースのほうが少ないです。もちろん可能性はゼロではありませんので、現地調査時、工事中もきちんと確認はしますが、必要な対処をすれば問題ありませんのでご安心ください。

床がやわらかくなってしまった場合の解決策

ビス増し打ち
フローリングの増し張り

もっとも多いケースである、フローリングや合板の層間剥離の場合であればまずは既存の床の上からビスを打ち込み、剥離している部分をまずは上から抑えていきます。
その上で、新たなフローリングを増し張りします。これによって層間剥離による「床がやわらかい」という現象を解消し、さらに新しい床を重ねることで床の強度を増すことが可能です。

床のはつり
水漏れでぶかぶかした床リフォーム完工

もし配管からの漏水が原因で床が傷んでいるということであれば、増し張りでは難しいため既存の床を解体したうえで、新しい床を作り直す形となります。
解体するため傷んだ床はすべて撤去し、新しい断熱材、下地、床材を新設する形になるわけですね。もちろん水漏れに関しても原因箇所の修繕をします。

いずれにしても「やわらかい」という現象は不安にはなりますが、すぐに床が抜けたりするようなことはありませんのでご安心いただいた上で速やかに専門業者に見ていただくことをお勧めします。

もちろん床ぷろでもお見積り、現地調査は無料で行っておりますのでどうぞお気軽にご相談ください!

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