床リフォームで見積りにある「床の見切り材」とは?必要なケースは?
床の見切り材と聞いてピンとくる方はどれくらいいるのでしょうか?
なんとなく意味は理解できるけどどんなもので、どういうケースで必要なのか?となると、わからないという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は床の見切り材について解説していきたいと思います!
床の見切り材=床材の端に取り付けられる部材です

こんな説明をしても、わかりにくいかもしれませんよね。
ただ床リフォームを依頼した際に多くのケースで見積り項目に入ってくるので、何のための費用なのか?何が見切り材なのか?について理解しておく必要があります。
ちなみに写真をご覧いただくとわかりやすいですよね。
フローリングとフロアタイルと異なる床材が使われていますが、その境界部分に取り付けられているアルミの部材、実はこれを「見切り材」と言うんです!
「こんな風に一つの部屋で違う床材を使うことなんかあるの?」と聞かれることもありますが、あります!例えばカウンターキッチンのあるリビングダイニング。
キッチン部分は水に強いクッションフロアで、リビング部分はフローリングなんてことがありますし、それ以外にもリビング部分はペット向けのクッションフロア、キッチン部分はフロアタイルなんてこともあるでしょう。
またリフォームの際に、目的に応じて床材を分けることもあります。そんな時それぞれの床材の端部を保護するために取り付けるのが見切り材なのです。
見切り材が必要になるケースは?
一つ目のケースは、上の写真にあるように違う素材の床材を突き合わせる際にそれぞれの端部を保護するためです。そもそも床の剥がれや劣化は端部で起こりやすいため、そうしたことを防ぐために必ず必要になるわけです。
そしてもう一つのケースは段差解消が必要なケースです。


例えばお部屋とお部屋の敷居、また掃き出し窓の枠、また玄関の上がり框などお住まいにはいたるところにわずかな段差があります。
仮に既存の床に新しい床材を増し張りした際に、床材の厚みよっては床の高さが段差よりも高くなってしまうことがあります。そのような場合また別の段差ができてしまいますし、はみ出た床材の端部が傷んでしまうことも考えられます。
そのような場合は見切り材で上からカバーすることで段差も解消し、床の劣化も防ぐというわけなんですね。
床ぷろでは基本的に劣化に強いアルミの見切り材をお勧めしております。もちろん見た目に影響するため不必要な場所に無理に取り付ける必要はありません。
お色もブロンズやシルバーなどからお選びいただいております!