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クッションフロアの上からクッションフロアを貼ることはできる?

クッションフロアの上からクッションフロアを貼るという施工方法に関して、正直一般的ではないというのが回答となります。
床ぷろでは、基本的には既設のクッションフロアを撤去し、下地を調整した上で、不陸(凸凹)にならないように下地に直接クッションフロアを貼らせていただく形となります。

クッションフロアの施工

ただし、「クッションフロアの上からクッションフロアを貼らなくてはいけない状況」で「お客様にご了承いただいた場合」については既設のクッションフロアは撤去せずに、重ねるように新しいクッションフロアを貼り付けるケースもあるのが現状です。

ではそれはどのようなケースなのかというと、
・既設のクッションフロアを剥がすのがどうしても難しい場合(剥がすことで下地を傷めてしまうようなケースですね)
・どうしても費用的に難しい場合(撤去がない分、費用がお安くなります)

のようなケースです。

ただ、やはり一般的ではない施工方法だと思いますので、デメリットもありまして、

①床のフワフワ感が増す

そもそもクッションフロアはフローリングやタイルなどと比べても柔らかい床材で、弾力性があるのが特徴です。その弾力性のある床材の上に弾力性のある床材を二重に重ねる形となりますので、より弾力性が増す形になります。
ちなみに重量物を置いた際にかなり凹みができます。もともとクッションフロアは通常のもので1.8mm、そこにさらに1.8mmのクッションフロアを敷くので、もし重たいものを置けば3mm近く凹む形となります。
置きっぱなしのものであればまだいいとしても、頻繁に移動させるとなるとあちこちで床が凹んでいる状態となります。見た目にも悪いですよね。

もちろん床がさらに柔らかくなることで転倒しても痛くないとか、安全性が高まるという考え方もありますがもともと柔らかいのが特徴のクッションフロアですから、安全性を高めるためにさらにもう一枚クッションフロア、というのはあまり考える必要ってないんですよね。

②床の高さが変わる

クッションフロアの一般的な厚みは1.8mmなので、既設の床が1.8mm高くなります。
1.8mm程度と思われる方が実際には多いのですが、場合によってはドアの開閉に不具合が出たり、変なところで床の段差ができてしまったりと言う可能性があります。

クッションフロアの重ね張りする場合は高さが変わるということを必ず考慮しなくてはいけません。
ちなみに高さに余裕があるのなら、既設のクッションフロアの上に12mmの下地合板を張って、その上から新しいクッションフロアを貼るということも考えられますね。
こうすれば床がフワフワしすぎることもなくなります。ただこれもケースバイケースなので、お住まいの状況によって何が最適かは違うので施工業者とよく相談したほうが良いですね!

床ぷろでももちろんクッションフロアの貼り替えを承っております!
ペット向けのクッションフロアや、またお住まいの状況に合わせた施工方法などお客様のご希望をお聞きしながらお見積りをお出ししますのでどうぞお気軽にご相談くださいね。

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