床がベコベコする原因と修理方法|DIYは可能?
床がベコベコしていて心配・・・わかります。
なんだか床が抜けそうな感じがしたり、床の強度が落ちているようで大丈夫かな?と心配になります。確かに状況によっては安全性や建物の寿命にも影響を及ぼしてしまうこともあるので見過ごすことはできませんが、まずご安心いただきたいのは多くの場合でそこまで深刻な状態ではないということです。

そもそも床がベコベコする原因とは
「ぶかぶか」とか「ふわふわ」とか人によって表現が違うと思うのですが、どれも同じ症状ですが、なぜこのような状況になるでしょうか?よくある原因は大きく2つ、
・床材の接着剤が浮いてしまっている
・下地合板の接着剤が浮いてしまっている
床が腐って、木材が弱くなってしまったためにベコベコしているわけではなく、経年劣化で起こる現象だということなんです。(水回りなどで、床が水によって腐食しているようなケースももちろんないわけではありません)
ベコベコはどうしたら直るの?

経年劣化で起こる現象だということで一安心していただいたら、ではどうしたら直るの?ということですよね。
修理方法は単純なのですが、
・接着剤が剥がれた床材を交換する
・接着剤が剥がれた下地合板を交換する
ということになります。
一部分だけの交換が良いのか、全体的に交換するのが良いのか、については築年数や状況、将来的にお客様がどう考えているのかによってですが、いずれにしても原因は明らかなので、完全に直すことは可能です。
床のベコベコはDIYで直せる?
あまりお勧めできないというのが、私たちの意見です。(もちろん建築の知識や技術がある方であればできなくもありません)
原因や修理範囲をはっきりとさせなければ、手を入れたとしても逆効果になってしまうこともあります。もちろんその段階でプロにということもわからなくはないですが、DIYでの失敗箇所を補修しなくてはいけない状況になれば、その分だけ費用が余計に掛かってしまうわけで・・・。
もし自信がない場合は、業者にご依頼いただいた方が結果として「吉」という結果が出ると思います。