フローリングの重ね張りでできる段差|扉の開閉は大丈夫なの?
フローリングの重ね張り(上張りや増し張りとも言います)は、張替えと違って既存の床の解体が必要なく、新しい床材を貼り重ねていく工事となるので工期も短く、費用も安くできるというのが最大の特徴です。
そのため人気の高い工事なのですが、重ね張りをすることによってこれまでと大きく変わることがあります。それは、、、
「床の高さが変わる」ということです。
一般的には12mmの厚みがあるフローリング。
つまり12mm分床の高さが上がるということですね。これによってどんな心配事が起きるのか?
それが「扉の開閉は大丈夫なの?」という心配事なわけですね。
結論は、、、「大丈夫です!」


こちらの写真の場合、床と扉の間の隙間は10mmです。
仮にフローリングを重ね張りして、12mm床が高くなれば扉が引っかかってしまい開かなくなりますよね。
ではなぜ大丈夫なのか?というと、それは扉の開閉に支障が出ないように、職人が扉の高さをカットして調整するからですね。
ですから、もしご自宅の床と扉の隙間が12mm以下だったとして重ね張りができないなんてこともないのでご安心ください!
フローリング以外にもクローゼットの扉や敷居との段差など、重ね張りによってわずかながら床の高さが変わることで「生活の不便」が生じることがありますが、そうした不便はきちんと職人が調整・解消するので大丈夫なのです!
ですのでどうかご安心して重ね張りをご検討くださいね!