無垢フローリングに隙間が必要な理由【どうして隙間をあけて施工するの?】
無垢フローリングは施工する際に、隙間を空けて一枚一枚施工していくことが非常に重要になります。
これは施工要領でもそのように決まっていることなのですが、なぜなのでしょうか?ざっくり言うと無垢材が持つ自然素材ならではの特性に対応するための工夫なのですが、、、今回はその理由を詳しく解説していきたいと思います。

必ず隙間を作らなくてはいけない理由
1.木材の膨張と収縮
無垢フローリングは、湿度や温度の変化により膨張したり収縮したりします。湿気の多い時期には膨張し、乾燥した季節には収縮します。そのため施工時に隙間を設けておかないと、膨張した際に床材同士がぶつかり合い、「突き上げ」や「反り」が発生する可能性があるためなのです。
2.木材の自然な動きを保つため
膨張と収縮の話をしましたが、これは無垢フローリングが持つ特性であり、ごく自然なことなのです。無垢フローリングを採用する際は、無垢材が自由に動けるように隙間を空けることで、床材に対して、安定した環境を提供することができるわけですよね。
そうしてあげることで無垢材が持つ長寿命というメリットも維持することができるのです。
一方で膨張と収縮があるために、床材同士がぶつかり合い、ギシギシ・ミシミシといった床鳴りを起こしたりもします。床鳴りと聞くと、なんだか施工不良とか不具合といった印象がある方もいらっしゃるかもしれませんが、これも無垢フローリングの特徴の一つだと覚えておいていただけると良いかと思います。