床材選びで考えるアクセシビリティの重要性
アクセシビリティ、これは「利用しやすさ」「便利であること」といった意味のある単語ですが、今年(令和6年4月)より国や地方公共団体などに義務付けられていた障害者などに対する合理的配慮の提供が民間の事業者にも義務化されました。(障害者差別解消法の改正による)
つまり民間の会社であっても負担にならない範囲の中で社会のバリアフリーに寄与する必要があるということで、例えば電車などで車いす利用者の乗り降りを駅員が手伝うといったようなことなどもそのための取り組みだったりします。
社会で生活する私たちみんなが気を配るべき事柄だということで、本日はアクセシビリティの重要性について床材選びを題材にして考えてみたいと思います。

まず、誰もが使いやすい床ということで言うと「段差のない床」が基本ですよね。
段差は高齢者や小さいお子さまにとっても転倒のリスクがありますから、リフォーム時には床材の高さを揃え段差を解消してあげる、そんな配慮のある提案がリフォーム会社にも求められますね。
スロープを設置したり、手すりを設置するなど「お客様の安全性を考えた提案ができる」この辺りはこれからのリフォーム会社に求められる資質かもしれません。

次に、滑りにくい床材を選ぶことも大切です。防滑性の高い床材は、高齢者や足腰が弱い人が安全に歩行できる環境を提供します。クッションフロアやゴム系床材は、滑りにくく足への負担も軽減するため、優れた選択肢と言えますね。
また、車いす対応ということで言えば、車いすがスムーズに移動できる硬くて滑らかな床材、たとえばフロアタイルや耐久性の高いラミネートフロアがおすすめです。耐摩耗性が高いため、車いすによる傷を防ぐことができます。
さらに、視覚的アクセシビリティも考慮するとより安全性が増します。これは色のコントラストを利用して、視覚に障害がある方でも歩行経路が分かりやすくなるよう工夫することで、そうすることでお住まい全体の利便性が向上しますよね。
床材選びという視点で書いてみましたが、アクセシビリティを考慮することで障害のあるご家族、お客様などすべての人の快適につながるリフォーム、お住まいになるということですね。是非参考になさってください。