フローリングのサネとは?役割を詳しく解説
フローリングのサネとは、床材同士を接合するための溝や突起部分のことです。
よくリフォーム関係のホームページを見ていると、フローリングは「ジョイント部分をくっ付けて施工します」といったようなことが書いてあったりしますが、このジョイント部分をサネと言います。
一方が突起となっており、もう一方がその突起を差し込めるように溝となっているのですが、建築の現場では突起側をオス、溝側をメスと言ったりします。
このサネを組み合わせるようにして敷設し、専用の接着剤、さらにはオス部分に又釘を差し込んで固定していきます。
サネがあるため施工しやすくなるという役割もあるのですが、それ以上にサネがあることで床のずれや浮きを防ぐことができるため床全体が安定します。
リフォームをすることで見た目が変わるのはもちろんですが、それと同じくらい大切なのがフローリング同士が固定され、施工後ずれなどの不具合を起こさないということですよね。サネはそうした施工後の品質にも一役買ってくれているということですね。