浜松市中央区にて中古物件の床断熱工事前の現地調査を行いました
浜松市中央区にて中古物件を購入されたお客様より、家の中が非常に寒いということで床と天井の断熱に関するご相談をいただきました。本日はご提案のための現地調査の様子をご紹介したいと思います。
ご入居前にお住まいの寒さを解消したいということで、各部屋にお邪魔して状況を確認していきます。
台所の既存床材はコルクフローリングです。床自体は歪みやたわみなどもなく強度も問題なさそうです。床下収納は大容量の1200タイプ(開口寸法が約1200mmの2個連結タイプ)が設置されています。
靴下でお邪魔させていただきましたが、地面の冷気がダイレクトに足元を直撃するような寒さを感じます。これでは長時間お料理をされる奥様は大変です。そもそも床下に断熱材が入っていないということが原因なのですが、今回は既存の床を解体することなく断熱材を施工し、さらに増し張りによって新しいフローリング材を敷設していくご提案をさせていただきました。
こちらもリフォームの対象となる洋間です。
台所同様、コルクフローリングが敷設されていました。やはりこちらも床の下地がしっかりしており強度や耐久性に問題はありませんでした。また、この洋間自体、廊下から一段床が下がった場所にあるのですが廊下との段差をなくす意味でも既存の床の上から下地を作って、そこに断熱材を入れ、フローリングを施工することになりました。
現調で必ず行うことの一つが床の面積や敷居の高さ確認などの採寸です。
こちらは洋間の床から一段下がる部分の敷居の高さの確認とクローゼットの巾木の高さの確認です。高さの確認がなぜ必要なのかですが、今回は一段下がった床を廊下と同じ高さにする費用があるため下地にどれくらいの厚みを持たせることができるのかを把握しておかなくてはいけないからです。
ちなみに私たちが現地調査にお伺いする際の必須道具と言えば、一つはスケール、そしてもう一つは写真にもあるような差し金です。床から敷居や巾木の高さを図る上でどうしても必要になる我々の必須道具なのです。
廊下や広縁も一通り、現状を確認させていただきました。いずれも床の強度に問題はありません。今回は床材の交換がメインではなく、あくまで断熱なので特に人が頻繁に使用する台所や洋間、和室に限定した断熱工事ということでお見積りを作成することになりました。
床ぷろでは約一週間のお時間をいただき、改めてお見積りを持参し、お客様にご提案にお伺いするようにしております!