壁や床、天井の断熱のご相談を受けることも多い私たちですが、実際床下断熱工事を行うことで具体的にどのような効果があるのかわからないという方も多い印象です。
今回は床工事のプロとして、床の断熱工事を行った際の３つのメリットを説明していきたいと思います。

断熱工事を行いたい！という方で一番の多いのは、やはり底冷えや部屋の寒さを何とかしたいということのような気がします。もちろんそうしたお悩みを解消できるのが断熱工事ですが、冷えや冷気の侵入を防ぐだけではなく、結果的に室内の温度を安定させるという効果もあるのです。

床下から冷気が侵入すると足元が冷たく感じられるわけですが、断熱工事を施すことで冷気をシャットアウトし、室内全体の温度が均一に保たれます。これにより、冬でも暖房効率が向上し、暖房機器の使用頻度を減らすことができます。

暖房効率の向上や暖房器具の使用頻度の減少によって光熱費の削減が期待できるというのが次のメリットですね。
断熱工事は当然費用がかかるものの、長期的には省エネ効果もあり、毎月の経費を減らすことにも繋がるのでコストパフォーマンスが高い投資と言えるかもしれませんね。

３つ目のメリット。これは住む人にとってはうれしいメリットではないでしょうか。
それは、結露やカビの発生を防止する効果もあるということです。床下の湿気が室内に影響を及ぼすと、結露やカビが発生しやすくなりますが、断熱材によって湿気の侵入を防ぐことで、健康的で清潔な環境を維持することができます。
ちなみに床下に設置し、一番湿気の影響を受けやすいのが断熱材自体じゃないの？と思われるかもしれませんが、断熱材は湿気やシロアリに強い素材のものを使用しますのでご安心くださいね！

床下断熱工事についてはフローリングの貼り替え時に同時にやってしまうこともできますし、既存の床はそのままで床下から断熱材だけ施工するといったことも可能です。
浜松市、磐田市、湖西市、袋井市やその周辺地域で床下の断熱工事にご興味がある方はどうぞお気軽に床ぷろまでご相談ください。