浜松市浜名区で根太や大引きを配置し、床組みを開始します
浜松市浜名区で行われている耐震補強工事の続きです。天井、壁と続き最後に床を解体しましたが今度は逆に床から作っていきます。
まずは土台となる大引きを配置していきます。根太を支え、床束に荷重を伝える重要な役割を持つ大引きは床組みの中でも中心的な役割を果たす構造材です。あと湿気に強くなければならないため湿気やシロアリに強いヒノキを使っています。
大引きを配置したら、次は床束の設置です(大引きから垂直に設置される部材)。
床束は大引きと束石に固定される形で設置していきます。床ぷろでは鋼製の床束を使用していますが束石へは専用の接着剤とコンクリートビスで固定していきます。
最後に根太を張っていきます。床の安定性や荷重のバランスを保つために一尺(303mm)間隔で配置していきます。この間隔が広すぎると床のたわみなどの原因となり、耐久性に直結してしまうのできちんと間隔を守って配置していくことが床の健康寿命を延ばすためにも重要となるのです。
床組みが完成したら次回は断熱材と下地の合板を張っていきます。またそれについては次回ご紹介いたします。
【前回までの工事の進捗について】
・床の解体の様子はこちら
【次の工程の紹介はこちら】
・断熱材と下地合板を張って床の下地を完成させます