浜松市浜名区の減築工事 床の解体が完了しました
浜松市浜名区で工事が進んでいるお宅で床の解体工事が完了し、建物の基礎部分が見えてきました。
床の下地と床組みを解体します。築年数が60年を超えるこの建物。当時の面影が残る布基礎です。現在はベタ基礎といって地面から基礎の立ち上がり部分まですべてをコンクリートで造成しています。これによって建物の耐震性が向上するのですが、とは言えベタ基礎が当たり前になったのはここ20年くらいの話で、それ以前の建物は土が露出した布基礎が一般的でした。
基礎のコンクリートに凸凹が見えますが、これも当時の施工の面影です。昔は基礎の型枠を杉板で作っていたためこのようなコンクリートの表面に残ってしまうんですね。
今回で解体が完了したため、この後は床組みに入っていきます。既存の束石に束を設置し、大引きや根太を組んでいきます。次回以降そちらの様子をご紹介していきます。
【前回までの工事の進捗について】
・築60年のお宅の天井や壁の解体の様子はこちら
【次の工程の紹介はこちら】
・大引きや根太など床組みの様子はこちら