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床リフォームで施主支給は可能?メリット・デメリット解説

施主支給とは、新築やリフォーム時にお客様(お施主様)が設備やアイテムなどを用意されることを言います。もちろん全部ではなく、例えばこだわりのポストや、お気に入りの壁紙、カーテンなど一部お客様がご自身で調達し、それを工事業者に渡して、施工してもらうという工事方法ですね。

割と新築では広まってきている印象もありますが、床リフォームではどうなのでしょうか?当社のスタンスなども併せて解説していきたいと思います。

施主支給のポスト

結論から申し上げますと、床リフォームにおける施主支給は可能です。
床リフォームの場合、ほとんどの場合それは床材を指すことになるかと思いますが、床ぷろでもお客様がご希望であれば施主支給でも工事の対応はさせていただいております。ただお客様にお願いしていることとして、どんな床材や材料をお選びいただくのか事前にお知らせいただくこと、また例えばホームセンターなどで購入したい場合には一緒に同行させていただき、現物を見せていただくことをお願いしております。

フローリング一つとっても施工に関して、メーカーによってその方法が異なるように、やはり物が違えば、施工方法や特徴が異なるため、施工する立場として社内や職人等にも情報を共有させていただくためでもあります。

施主支給のメリットはお客様の思い入れのあるアイテムやこだわりの一品ものを利用できるメリットがある上、費用が安く済むかもしれないというメリットがあるのですが、もう少しこのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。

施主支給のメリット、デメリット

施主支給のメリット

まず、施主支給のメリットとして、費用の節約が挙げられます。
自分で床材を購入することで、施工業者の仕入れ価格よりも安く材料を手に入れられる場合があります。また、インターネットやホームセンターで幅広い選択肢から床材を選べるため、デザインや色を自分好みにカスタマイズすることができますね。

ただしこれは、そうなる可能性があるだけで必ずしも安くなるとは限らないということを覚えておきましょう。
なぜなら私たちリフォーム業者は、一般の方と違い当然メーカーから安く建材・資材を仕入れていますから逆にお客様自身で購入するほうが高くなってしまうケースもあるのです。

また品質についても同様です。
もちろんホームセンターで売っているものが悪いわけではありませんが、プロから見たときにこれで大丈夫だろうか?と思ってしまう床材もあるわけです。もちろん安いので、価格相応なのですがコストバランスや10年後、15年後を考えたときにやはり不安になるものも多いため、そういう意味で床ぷろでは購入時に一緒に同行させていただきアドバイスをさせていただいたりしております。

ただ床リフォーム以外では、どうしても使用したいアイテム、例えば実家から持ってきたドアノブ、海外で購入したカーテンなど私たちでは手に入れられないものなどもありますから、施主支給でお願いするというのはお客様にとって大変良いことだと考えています。

施主支給のデメリット

ではデメリットはどうでしょうか。まず、品質管理や調達に関するリスクが挙げられます。
先でも解説しましたが、業者が普段使っている床材と異なる場合、施工方法に違いが出ることがあり、どうしても保証の対象外となってしまいます。
また、床材に不具合があった場合や、必要な量が不足した場合は、お客様自身で材料の手配をする手間がかかります。納期の遅れが工期に影響することも考慮しなければなりませんよね。

さらに、施工と床材の相性も見落とせません。
例えば、床暖房対応の床材や耐水性のある素材など、目的に合った床材を選ぶにはやはり専門的な知識が必要です。「これを使いたい」という考えだけでは、生活の中で不便を感じてしまったり、後悔してしまうといったリスクもゼロではないということです。

いずれにしてもリフォームは費用の掛かることですから、リスクや後悔を避けるためにも施工業者と相談しながら材料選びから進めていくことが大切になるということですね。
床ぷろでも床材選び、リフォームのアイテム選びに関してはできる限りお客様の意向に沿えるものということを最優先しています。コミュニケーションを大切にしながら、お打合せや工事などを進めてまいりますのでいつでもお気軽にご相談ください。

         床リフォームで後悔しないためのポイント解説