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車いすに適した床材とは?選び方と特徴を解説

車いすに適した床材を選ぶ際は、耐久性や滑りにくさ、移動しやすさが重要なポイントです。ここでは、車いすユーザーに快適で安心な床材の選び方を紹介します。

フローリングと車いす

まず最初に挙げたい条件が「滑りにくさ」です。
つまり滑りにくい素材の床材をお選びいただきたいのですが、車いすは床に対する摩擦が少ないため、滑りやすい床材だと移動中に事故のリスクが高まります。
車いすは、手でコントロールしながら進行方向をコントロールしますが床材が滑りやすく、コントロールがうまくできなかったらどうでしょうか?
乗っていらっしゃる方にとっては大変怖いですよね。転倒しそうなときに、とっさに足を出して踏ん張れればよいですが、車いすを利用されている方にとって、それは大変難しいことです。
利用者の安全を考えたときにこの「滑りやすさ」というのは外せない条件なのです。

ステップのあるフローリングを移動する車いす

次に、「耐久性の高さ」も重要なポイントです。
車いすは床材に負担がかかりやすいため、耐久性が低いと摩耗や傷が生じやすくなります。例えばクッションフロアにするなら通常の厚さ1.8mmのものではなく、2mm以上の厚手のものを選択する(厚手のクッションフロアであれば転倒時にリスクに対する安全性がより高まりますよね)、またフローリングをお選びいただくのであれば車いす対応フローリングなども出ております。そのような車いす利用が想定された耐久性のあるフローリングをお選びいただくなど耐久性の高さにも注意して床材をお選びいただきたいと思います。

車いすとカーペット

最後に3つ目のポイントとして「移動のしやすさ」です。
移動のしやすさを確保するためには硬めの床材をお選びいただくのがポイントなのですが、逆に言えばカーペットのような柔らかい床材は向いていないということなのです。
特に厚みのあるカーペットや高いパイルのカーペットは車いすのキャスターが引っかかりやすく、移動時に負担がかかります。また、車いすによってカーペットが摩耗したり、押し跡が残りやすいことあるため、車いすにとっても、床にとっても良くないのです。

もしどうしてもカーペットにしたいということであれば硬さのあるタイルカーペットなど低摩擦で滑りにくいものをお選びいただくと良いかと思います。

床ぷろでは車いすの方にとってどのような床リフォームが安全で生活における快適性を向上させることができるのかプロの視点でご提案させていただいております。また補助金を活用した床リフォームも承っておりますのでバリアフリーに関するリフォームをお考えの方は是非当社までご相談ください。

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