クッションフロアの部分的な傷みの対処法と修理方法
クッションフロアは耐久性が高く、お手入れも簡単ですが、家具の移動や長年の使用により部分的に傷んでしまったり、破れてしまう、焦げてしまうなんてこともあったりします。
こうした部分的な傷みを直したい場合、もちろん全面張替えという選択肢もありますが、部分的な補修で対応できるケースも多々あります。しかも軽微なものであれば、十分ご自身でもできるんです。
今回は、クッションフロアの部分的な傷みを補修する方法と注意点について解説します。
まず、傷んでいる部分が比較的小さな場合は、補修テープやパテを使って修理が可能です。
今や簡単にamazonで補修用の材料が手に入りますので、簡単に修理できます。傷の部分を清掃し、乾燥させてからテープを貼ったり、パテで埋めるなどをすることで小さな穴や傷を目立たないように、隠すように補修ができます。
ただあくまでも補修であり、見た目の美観が完全に蘇るわけではありません。
部分的に目立っていた傷を気にならないように、目立たなくするというイメージであることをご了承ください。
一方、傷が大きい場合や、見た目にこだわりたい場合は、部分的な張り替えをに挑戦してみても良いかもしれません。
まず、傷んだ部分をカッターナイフで四角く切り取り、同じサイズにカットした別のクッションフロアを貼り合わせます。こういった補修をする場合、同じ柄のクッションフロアが必要となるため、事前に余った素材をリフォーム会社からいただいておくなどすると便利ですね。
ただクッションフロアはホームセンターなどでもカット売りもされていますので、色が似たようなものを選んでいただくこともできます。注意したい点は接着剤で敷設する場合は、クッションフロア用の接着剤を使用することと、既存のクッションフロアとの間に目地ができてしまうので、そこから水などの侵入を防ぐためにこちらもクッションフロア用のシーラーなどを用いて、きちんと目地の対応をすることが大切になります。
部分的な補修から少しそれてしまうかもしれませんが、最後の選択肢はクッションフロアを全面張り替えてしまうということです。
完璧な美観を取り戻して、且つイメージチェンジが図れるという点では補修方法としてはこの上ないといってもいいかもしれません。全面張替えとなるとDIYでは難しいため業者に依頼する必要が出てきますが、ただプロの手にゆだねて安心してお任せできるというメリットもありますね。
心配なことと言えば費用だと思います。
DIYであれば数千円(道具や材料など)+ご自身の手間で済みますが、業者に頼むとなると数千円で済むことはありません。
とはいえ、費用は施工面積にもよりますが、トイレや洗面台周りであれば当社の場合、税込み4万円程度からリフォームが可能です。実際はそこまで費用が掛からないのが現実なのです。
傷や劣化の程度によってですが、是非最適な補修方法を選択していただきたいと思います。
床ぷろではトイレや洗面化粧室に限らず、キッチン、アパートなどのクッションフロアの張り替えも承っておりますのでお気軽にご相談ください。