クッションフロアのメリット・デメリットを解説
どんな床材にもメリット、デメリットがあるものですが、クッションフロアもまた然りです。
リフォームはもちろん、新築でも人気の床材であり、特に水回りに適した床材ですが特徴を理解してお選びいただくためクッションフロアのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。
まず、メリットとして、最も大きいのは耐水性ですよね。
ビニール素材で作られているクッションフロアは、水に強いため、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りでよく使われます。また子供部屋などにも向いていると言えます。仮にお子様が飲み物や食べ物をこぼしても、簡単に拭き取ることができ、日常の掃除がすごく楽なんです。
さらに、柔らかい素材のため、クッション性があり、足に優しく、歩行時の衝撃を和らげます。デザインのバリエーションも豊富で、木目調やタイル風など、さまざまなインテリアに合わせて選べるのも魅力ですね。
一方で、やはりデメリットも存在します。クッションフロアは比較的傷つきやすい・凹みやすいという点です。重い家具を置いたり、鋭利なものが落ちると、傷やへこみが簡単にできてしまいます。
特に長期間放置された凹みは元には戻らないため、そのような覚悟をもって家具を配置するといったことも必要になります。(なのでお部屋のイメージチェンジをした際に床の凹みがそのままになってしまうといったこともよくあります)
あと、当然ですが質感や見た目は本物の木やタイルには及びませんので、自然素材を好む方にとってはどうしても物足りない感がぬぐえないかと思います。
ただそのようなデメリットを上回るメリットを持っているのがクッションフロアで、リフォームにするにあたっても安価にリフォームすることが可能なうえ、水回りにおいてはこれ以上ない最適な床材だと言えます。
結局、どこに何を選ぶか?ということが大変重要になるため一概にクッションフロアは安いからダメということではなく、適材適所でお選びいただけたらと思います。
床ぷろでも床材選びのアドバイスをプロの視点からさせていただきますので、床リフォームを検討中の方はご遠慮なくご相談くださいね!