DIYでできる床リフォーム・できない床リフォームの境界線
このブログを書くにあたってプロなりの葛藤が実はあるのですが、正直どんな床リフォームであってもよほどの技術がなければご遠慮いただく方が、結果的に仕上がりや耐久性といった点でご満足いただけると思っているのですが、それでもDIYで!という方もいらっしゃると思いますので、どうかその辺りを考慮しながら読み進めていただけたらと思います。
DIYで行えるものと、専門的な知識や技術が必要で絶対にプロに依頼すべきものがあります。
実際、DIYでできるかどうかの境界線は、リフォームの難易度や必要な設備、技術によって決まると、まずは覚えておいていただけたらと思います。
まず、DIYでできる床リフォームとして挙げるとすれば、
クッションフロアの張り替えやフロアタイルの重ね張りが挙げられます。これらは、比較的簡単に施工ができるため、DIYしやすいリフォームかもしれません。材料費も安価で、失敗した場合のリスクもそこまで高くないのが特徴ですね。それ以外では例えば塗装などもDIYで挑戦しやすいと言えますね。
ここで挙げたリフォームの特徴は、見た目部分だけを触るリフォームだということです。
難しい床の構造などを知らずとも、既存の床をペンキで塗り替える、新しい床材を貼り付けるといったことで完了するリフォームとなります。
もちろんプロではないことを承知の上で、ある程度、出来栄えには目をつむるという覚悟があれば、どなたでも挑戦できるDIYかもしれません。
一方、プロに絶対に依頼しなくてはいけない床リフォームとしては、それ以外となります。
具体的には床の下地を作ったり、また補修が必要な床リフォームや床下換気扇や床暖房の設置など、配線や電気工事など複雑な工事を伴うものです。
どうしても専門的な技術と経験が求められる作業となるので、万が一誤って施工すれば床全体の強度や機能性に影響が出ることがあります。こういった工事のDIYは是非避けていただけたらと思います。
是非この辺りを覚えておいて、その上でDIYでできるのか、私たちのような業者にご依頼いただくのかご判断いただけたらと思います。