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住宅コーディネートにおける床材の重要性とは?

住宅全体のコーディネートを成功させるためには、床材の選択が非常に重要です。床は、家の中でも壁や天井同様、かなりの面積を占める部分であり、空間全体の印象を大きく左右します。適切な床材を選ぶことで、インテリアのスタイルを引き立て、居住者にとって快適な空間を提供できます。

明るい雰囲気のダイニング

まず、床材の色や質感は、部屋の雰囲気や明るさに直結します。たとえば、明るい色合いのフローリングを選べば、部屋全体が広く開放的に感じられる一方、濃い色の床材を使うと、高級感や落ち着いた雰囲気が生まれます。床材の選択によって、リビング、寝室、キッチンなど、部屋ごとの目的に合わせた印象を作り出すことが可能です。
まずは素材選び、色選びから入る方も多いと思いますが、失敗しないようまずご自身がどんな雰囲気の空間にしたいのかを決めること、さらに雑誌やカタログなどを見て見本をきちんとイメージすることからやってみていただく良いですね。

フローリングに置かれた掃除用ワイパー

あと意外に忘れがちなのが「床の機能性」
え?床に機能なんてあるの?と思われる方が多いかもしれませんが、これも重要な要素です。
例えばリビングやダイニングなど、家族が集まる場所には耐久性や掃除のしやすさが求められます。そういった意味では同じフローリングでも耐久性や防汚性に優れたものが良いでしょう。またペットと一緒に暮らしている方であればペットが歩きやすい、怪我がしにくいようなペット対応のフローリングを検討していただくと良いかと思います。
また高齢者の方などが使用される部屋であれば転倒時の怪我を最大限に防止するためにクッション性のあるクッションフロアやカーペットのような床材が好ましいですよね。このように「床材」といっても〇〇対応や〇〇向けといったものがあるので、そういった観点で床材を見てみることも大切になりますね。

最後に付け加えるとするなら、床材の統一感も意識してると良いですね。
家全体のコーディネートを統一するために、床材を一貫させるか、エリアごとに異なる素材を使うかの判断は、デザイン性だけでなく機能性も考慮する必要があります。たとえば、水回りでは耐水性の高い素材を使い、リビングや廊下ではデザイン重視の素材を選ぶといった具合ですね。
さらにその空間で使用されている家具や設備なども考慮して、床材を選ぶと見た目や快適性にもつながるインテリアコーディネートになりますね。

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