高齢者や車いすを使用する方にとって玄関は家の出入り口として、快適にお出かけするためにバリアフリー化が非常に重要なポイントとなる場所です。（当然、段差や狭いスペースは大きな障害になりますからね）
そこで本日は、安全で快適な出入りをサポートできる玄関リフォームのアイディアについてお話していきたいと思います。

まず、最も基本的なアイデアとして「段差解消」が挙げられます。

玄関ドア枠の段差を解消する、玄関の扉までの段差をスロープにするなどすることで車椅子の利用がスムーズになり、歩行が困難な方でも安心して外出ができます。スロープを設置する際には、併せて手すりを設置することで、歩行補助やバランスを取るためのサポートも提供できます。

次に、玄関ドアの変更もバリアフリー化において有効です。

車いすが出入りしやすいように、引き戸から開き戸にリフォームする、また余裕を持った通行ができるように開口部が広め（最低80cm以上）のものに交換するというのも快適性を向上させるアイディアの一つです。開き戸であれば、力を使わずにドアの開閉が可能になり、出入りが一層簡単になりますよね。

さらにカードキーにするなど利便性を向上させるのも一つのアイディアです。

これは高齢者の方や車いすの方に限った話ではなく、ご家族皆様にとって利便性を向上させることにも繋がります。ただ開き戸だとカードキーなんて付けられないんじゃないの？と思われる方が多いかもしれませんが、今ではリフォーム用の開き戸にオプションでカードキーを取り付けることもできますので是非検討してみていただくと良いのではないかと思います。

玄関のバリアフリー化は、安全で快適な生活を支えるための重要なリフォームです。段差解消や手すり設置、ドアの変更など、家族全員が使いやすい玄関を実現するために、ぜひこれらのアイデアを取り入れてみてください。もちろん床ぷろでも補助金等を活用したバリアフリーリフォームに対応しておりますので、浜松市、磐田市、湖西市、袋井市にお住まいの方でバリアフリーリフォームを検討していらっしゃる方はどうぞお気軽にご相談ください。