フローリングの重ね張りで床暖房は効きにくくなる?
床暖房を設置しているお住まいで、今現在床リフォーム(フローリングの交換)を検討している。
そんな方は重ね張りがいいのか?張替えがいいのか?悩まれる方も多いかもしれませんよね。
「重ね張りであれば短工期で費用も抑えられるけど、床暖房の効きが悪くなるって聞くし・・・」
「でも張替えは費用が高いし・・・」
実際に、フローリングの重ね張りで床暖房は効きにくくなるのでしょうか?その辺りについて解説していきたいと思います。
結論から申し上げてフローリングの重ね張りを行うことで床暖房の効きが悪くなることがあります。
なぜか?それは、追加の床材が断熱効果を高め、熱が伝わりにくくなるためです。床暖房は、床下の熱源から直接熱を伝えて部屋を温める仕組みなので、厚みが増すとその分、暖房効果が低下する可能性があるというわけですね。
特に重ね張りに使う床材の種類によって、熱の伝わり方が異なるのですが、一般的には無垢材や厚みのあるフローリング材を選ぶと、熱が通りにくくなり、床暖房の効率が下がりますね。
一方で、薄型のフローリング材や、床暖房対応の素材を選べば、床暖房の効き目低下を最低限に抑えることにも繋がります。
ただ実際、重ね張りをするにあたっては床暖房だけに注意すればいいかというとそういうわけではなく、床全体の高さが上がる点にも注意が必要です。
ドアや家具の位置が変わる可能性があるため、重ね張りに合わせて建具の調整、交換などが必要になるケースもあります。結局こちらで費用が掛かってしまったりするわけですね。
お話を戻して、床暖房の効き目ということで言うと現在導入されている床暖房システムだどのようなものなのか?によっても違うため、リフォームを検討する際には一度業者にその辺りも見てもらうことが必要です。
床ぷろでもお客様のご希望はもちろんですが、その希望を叶えるための現実なご提案をさせていただくため現在お使いの床暖房システムの詳細から、建具との兼ね合いまで諸々と調査せていただいた上で詳細なお見積りを出させていただいております。
床暖房のある床のフローリングリフォームを検討されている方はお気軽に一度床ぷろまでご相談ください。