床プロ

床工事・大工仕事のプロフェッショナル

点検・調査・お見積りは無料で承っております!

お問合せ電話番号

0120-309-754

受付時間 9:00~18:00

現場ブログ

クッションフロアの張り替えはDIYでできる?

床専門店ということでやらせてもらっていることもあり、お客様からよくいただく質問があるのですがそれは「クッションフロアの張り替えって自分でもできるの?」というDIYに関するご質問です。

クッションフロアのDIY敷設

取り組む方にどれくらいの技術があるかどうか?によってなので、一概に「できます」「できません」とは言えないのですが、正直DIYはお勧めしたくないというのが私たちの見解です。

いくつかの理由があるのですが、まず一つ目は「道具を使いこなさなくてはいけない」という点です。
張り替える際に必要な道具として、カッターナイフ、定規、両面テープや接着剤、ローラーなど、この辺りの道具を用意しておく必要があります。
どれも特別な道具なわけではありませんが、これらの道具をどれだけ完璧に扱えるか?で仕上がりや耐久性が左右されます。
もちろん職人であれば朝飯前ですが、どれだけの人が毎日これらの道具を扱っているのか?使い方を知っているのと、使えるのとではやはり違うわけで、カッターナイフで切った切り口が1mmでも違えば、1mm分の隙間ができることにもなるわけで、そこから水が入り込んでしまったりすれば、当然耐久性が落ちてしまいますよね。
少しの失敗は愛嬌くらいの気持ちがあれば、見た目が少し悪いくらい問題ないかもしれませんがお住まいや床の耐久性を考えると・・・やはりそういうわけにはいきませんよね。

次は、下地の調整がやはり難しいという点でしょうか。
新しいクッションフロアを貼り付けるにあたり、既存のクッションフロアを剥がすような場合、その後下地を綺麗に調整しなければなりません。

クッションフロアを剥がしている風景

床面に汚れやゴミが残っていると、新しいフロアを敷いた際に凹凸ができてしまうため、注意が必要です。また、床の下地が傷んでいる場合は、その部分を補修しておくことも大切です。
ただ直すといってもどのように、どの程度直すか?ということについては当然床の構造などを理解していなければいけませんよね。
重量物が上に載ったり、何十キロもある人間がその上を歩くわけですから適当というわけにはいきません。この辺りが難しい理由の二つ目です。

そして最後は、DIYで綺麗に仕上げることができるのか?という点です。
下地の調整が済んだら、新しいクッションフロアを敷設していきますが、特に壁際や端の部分の施工は非常に難易度が高くなります。
もし隙間や浮きがあれば、お住まいの快適性、見た目、機能性などが低下してしまいます。

カッターでフローリングを剥がす風景

もちろんやってみて、ダメだったらプロに・・・というのも有りかもしれませんが、そこまでの材料費や手間を考えれば最初からお願いしたほうがとなりますよね。
もちろん腕に自信のある方であれば決してできないことではありません。その辺りは慎重にご自身の技術や予算などを考慮してご判断いただけたらと思います。

         床リフォームで後悔しないためのポイント解説