畳の交換が必要なタイミングとは?見逃せない症状を解説
お手入れ次第で40年以上も使えるケースもある畳ですが、やはりそれは使い方次第、環境次第。
当然使い込むことで劣化し、交換のタイミングが訪れます。適切な時期に交換することで、快適な生活空間を維持することができるだけでなく、お住まいの床の健康を守ることにも繋がります。
こちらのページでは畳の交換が必要なタイミングとして、畳に現れる症状について解説していきたいと思います。ご自宅の畳の状況と照らし合わせながら確認してみていただきたいと思います。
1.色褪せや変色

畳表(たたみおもて)のい草が日光や経年劣化によって色褪せ、黄ばんだり茶色っぽくなった場合は、交換のタイミングです。特に、日当たりの良い場所は早めに色が変わりやすい傾向があります。
また見た目で言うと雨漏り被害に遭うことでシミがあるなど、このようなケースも見た目はもちろんお部屋の印象を古びた印象にしてしまいますよね。
そのような場合は交換を考えてもいいタイミングかもしれませんよね。
2.畳のへたり・傷み

長期間使用していると、畳がへたってきて、歩くと沈み込んだり、柔らかさが感じられるようになります。これは畳床(たたみどこ)が劣化し、クッション性が失われているサインです。
また傷みが顕著な場合も注意が必要です。そもそもこのような状態では床としての機能を失いかけている状況と言わざるを得ません。交換のタイミングと考えてよいでしょう。
3.カビやダニの発生・シロアリによる被害

湿気が溜まりやすい場所では、カビやダニが発生しやすくなります。畳の表面にカビが生えたり、畳の裏側にシミができている場合、衛生面を考慮して早めに交換することが必要です。
また湿気はシロアリも好みますので、シロアリ被害も誘発してしまいます。上の写真はシロアリ被害に遭った畳ですが、このような状態を見かけたら床の下地なども傷んでいる可能性があるため早急に床ぷろまでご相談ください。
4.畳縁のほつれや破れ

畳の縁(へり)がほつれたり、破れている場合、見た目にも悪影響を与えるため、交換を検討する時期と言えます。
5.異臭がする
畳からカビや湿気による不快な臭いがする場合、畳床が湿気を吸収していることが考えられます。そもそもこれではお部屋を使うことができませんよね。このような状態も交換を考えるタイミングと言えますね。
いかがでしたでしょうか?和室を快適に、そして美しく見せるために欠かせない畳ですが、やはり時間が経てばそれなりに傷みが発生し、交換のタイミングが訪れます。
床ぷろでは畳からフローリングへの張り替えといったリフォームもこれまで多数行ってきておりますので、浜松、磐田、湖西、袋井市で畳からフローリングへのリフォームをご検討中の方は床ぷろまでご相談ください。