布団が敷きっぱなしの万年床は床に悪影響?畳やフローリングへのダメージ
万年床、つまり布団を敷きっぱなしにしている状態は、畳やフローリングに悪影響を与えることがあります。布団は寝ている間に汗を吸収し、湿気がこもりやすくなります。この湿気が床に移り、畳やフローリングにダメージを与える原因となります。
まず、畳の場合、湿気が蓄積するとカビの発生やダニの繁殖を招きます。畳は自然素材であるい草を使用しているため、湿気に非常に敏感な床材です。特に万年床状態では、湿気がこもりやすく、カビやシミができやすくなります。
フローリングも湿気には弱く、膨張や変色を引き起こす可能性があります。特に無垢材のフローリングなんかは湿度の影響を受けやすく、長期間布団が敷かれたままだと床材が膨らんだり、表面が波打つことがあります。また、湿気によってカビが発生し、見た目にも悪影響を与えることがあります。
対策としては、定期的に布団を上げて乾燥させることが大切です。布団干しや床の換気も定期的に行い、湿気が溜まらないようにしましょう。
すのこや布団干しスタンドなどを使っていただくことで、床と布団の間に空気の流れを作り、湿気の蓄積を防ぐことも効果的ですね。
大切な床を長持ちさせるために是非お気を付けください!