地元で長年根付いているリフォーム業者が信頼できる理由を考察してみた
いつもとちょっと違う切り口で、お客様の業者選びの参考になるような話ができたらと思い、このようなテーマで本日は筆をとってみようと思います。
そもそもリフォーム業というのは、まず①お客様からお問合せをいただくことから始まります。次に②お客様にご契約をいただきます、そして③資材を仕入れ、④工事を行います、本当にざっくり言うとこのような形です。
つまりこれを毎日、毎日、そして毎年行っているわけです。床ぷろの場合これを40年ほど地元である浜松でやらせていただいてきました。
実は2023年、建設関係の企業の倒産件数がバブル以降初めて前年度比で40%を超えたということで業界では衝撃的な話題として取り上げられましたが、そもそも企業の平均寿命が20年そこそこと言われている現代において、やはり長く地元でお仕事をさせていただくということは大変ありがたいことだとしみじみ感じているのですが、お客様目線で建設業を見ると、もしリフォームをお願いした会社がなくなったら・・・と考えると怖いことだなと思うわけです。
ということもあり、地元で長年根付いているリフォーム業者が信頼できる理由をいろいろと考えてみたのですが、
営業力がある
地元で長くやらせていただけている一つの理由だと思うのですが、営業力があるというとなんだか床ぷろって営業会社?と思われてしまうかもしれませんがそうことではありません。
もちろん時代に合わせたマーケティングを取り入れて、多くのお客様に知っていただけるよう営業努力をしていますが、お仕事をいただけるというのはマーケティングだけではありません、それはOB様とのつながり、協力業者とのつながり、ご紹介などそういったことも含めて長年お仕事をいただけてきているということだと思うのです。
地元でやっているとやはり人とのつながりというのをすごく強く感じます。そして大変ありがたいことだと痛感します。考えてみれば、こういことも含めて営業力がなければ、生き残ってこれなかったと思うのです。またこれからも生き残れないと思います。
ですから、この営業力があるを一つ目の理由に挙げさせていただきました。
(ちなみに2023年、建設業界での倒産件数が多い話をしましたが、東京商工リサーチの調べでは倒産した企業の7割が営業力不足・販売不振による倒産だそうです)
人・企業とのつながりが深い
私たちリフォームの仕事はもちろんお客様からお仕事のご依頼をいただけなければ生きていけないわけですが、かといってご依頼をいただいたからといってそれだけでOKかと言えばそうではありません。
お客様のご希望を叶えるリフォームをするということがお仕事なわけですから、問屋やメーカとの取引、また仕事を請け負ってくれる協力業者、職人の力がなければ完成させることができません。
特に一昔前からどんどん職人が減ってきているという私たちの業界において、職人を確保し、スケジュール通りに工事を行うということは昔ほど簡単なことではなくなりました。
またロシアウクライナ戦争などの影響で資材を手に入れることも簡単なことではなくなりました。
そうした中でも実直に事業に邁進している会社は、やはりそういたリフォーム業の土台となる問屋やメーカーとの関係、協力業者や職人の関係が強固なんですよね。リフォーム業を営む上での経営資源であるヒト・モノ、長年生き残っている会社はここが安定しているんですよね。
確かな技術やノウハウがある会社
やはり一番はこれでしょう。
これなくしては成り立ちませんよね。世の中には手抜き工事や悪徳リフォーム業者などという言葉もありますが、たいていが必要な工程を抜くことで利益をむさぼっていたり、技術に見合わない高額な請求をしていたりといった感じです。
どれだけ営業力が素晴らしくても、実際工事をしたお客様からご満足いただけない、ましてやリフォーム後のトラブルが頻発するような会社が何十年もできるはずもありません。
ましてやインターネットが発達した現代においては、何か問題があればすぐ情報が流れますから技術がなく、お客様に満足していただけないような会社は生き残ることはできないでしょう。
そういう意味では長年リフォーム業で活躍している会社は、それだけ実績が多いわけで、それだけ多くのお客様から評価をいただけていたり、元請けからその技術を評価されていたりするわけです。確かな技術があるから、仕事のご依頼をいただけるこれに尽きますよね。
話が長くなってしまいましたが、とにかく地元で長いことやっている会社はやはり信頼できるのではないか?というお話をさせていただきました。
ちなみに床ぷろはこの浜松で40年新築、増改築、リフォームに携わってまいりました。小さな工事でも構いませんのでお住まいのことで気になることがありましたらいつでもご相談くださいね。