床の敷設方法、ヘリンボーンってどういう意味?
ヘリンボーン(Herringbone)は、床材やタイルの敷設方法の一つで、板を交互に45度の角度で配置することでジグザグのパターンを作り出すデザインです。
名前の由来は、ニシン(herring)の骨に似た模様から来ています。このパターンは古くからヨーロッパで使用され、高級感を演出するために多くの住宅や宮殿で採用されてきました。
ヘリンボーンの敷設方法は、フローリングやタイルを直線的に敷くよりも複雑ですが、仕上がりは視覚的に動きがあり、空間にリズム感を生み出します。なんとなく高級感も感じますよね。
特に、狭い部屋や廊下に用いることで、空間を広く感じさせる効果があります。さらに、ヘリンボーンのパターンは、部屋全体に動きと奥行きを与えるため、シンプルなインテリアにアクセントを加えることができます。
また、耐久性の面でも優れており、パターンの構造上、フローリング材同士がしっかりと支え合うため、床の動きを抑制し、長期的に安定した仕上がりになります。
デザイン性や耐久性も高く、空間の印象を変える効果が大きいため、ヘリンボーンは現代でも多くの住宅や商業施設で採用されています。
床リフォームにおいては、床材だけでなくこうした敷設方法にもこだわっていただくことができます。ご希望があればご遠慮なく床ぷろにご相談くださいね。