フローリング張替え時の下地の捨て貼りって?
床リフォーム中でも特に多いご要望がフローリングの張り替えです。畳からフローリングへの張り替えや古くなったフローリングを新しく張り替えるなど、床リフォームにおいては特に人気の床材がフローリング。
その際、下地の捨て貼りという工程があるのですが今回は「捨て貼り」について解説していきます。
捨て貼りという言葉だけを聞くと、何かを捨てるの?と思われる方も多いかもしれませんが、捨てるのではなく「新しいフローリング材の下地を作る」という意味で使われます。
フローリングの張り替えではこの捨て貼りが非常に重要な工程なのですが、次のような役割があるのです。
下地の補強: 既存の床が不安定だったり、表面が傷んでいたりする場合でも、捨て貼りをすることで新しいフローリングの下地が安定します。
平滑な仕上がり: 捨て貼りをすることで、下地の凹凸を均し、新しいフローリングを平滑に仕上げることができます。
防音性の向上: 捨て貼り材が追加されることで、床からの音を吸収しやすくなり、防音性が向上することがあります。
捨て貼り工法とも言いますが、フローリングの張り替えでは一般的な工法で、最もポピュラーだといっても過言ではありません。
床ぷろでもお打合せ中や施工中に「捨て貼り」という言葉が出ますが、そういうことなんだと是非覚えておいてくださいね。